車椅子M.S君と行く九州・・・無謀な旅 (part7)



 ビュッフェがあるので、やはりそちらを見たいということなので、このようにM.S君は、手すりにしがみつきながら、ビュッフェをたどり着きました。

このような共食設備があるのは、非常に便利で良いです。 M.S君も車内にこのような設備がある、JR九州の特急に驚いてばかりです。
 わたくしたちは、ビュッフェの近くにある、4人用のボックスシートを占拠しました。 このように大きなテーブルがあるので、飲食には便利です。

そして、地ビールや、生ハムとチーズ、地鶏のくんせいなどのつまみを購入しました。
 そして、3人で、乾杯をしました。

M.S君も、色々なJR九州の特急列車に乗ったので、わたくしがなぜこんなに九州へ旅立っているのか、理由が分かったようでした。
 切り株の山が見えてきました。
 これも結構珍しい形をしておりますよね。
 17時32分、豊後森(ぶんごもり)駅に到着しました。
 豊後森駅を発車しても、このように切り株の山が見えますが、位置によって、見える形も違います。
 地ビールがなくなったので、今度は、ゆふいんの森号特製のコーヒーを注文。
 このように紙コップもオリジナルのものが使われております。
正直に言うと、家に持って帰りたい気分です。
 慈恩の滝が見えてきました。
しかし、博多行きの「ゆふいんの森」号の場合は、案内放送が全くありません。

そのため、中盤に入ると、気だるい時間が流れていきます。
 日田を過ぎると、筑後川沿いを走行します。
川の流れが穏やかでした。 
 コーヒーもなくなり、再び、ワインを購入して、二度目の乾杯・・・。

やはり、「ゆふいんの森」は最高です。
 夜明駅を過ぎ、平坦な筑後平野の路線になると、列車のスピードも上がり始めました。
 18時45分、久留米(くるめ)駅に到着しました。

ここから鹿児島本線に入ります。 もうすぐで「ゆふいんの森」の旅も終わりです。
 19時15分、終点の博多駅に到着しました。
今回は、駅員の対応もうまくいき、スムーズに降りることが出来ました。

ここから、ひろさんがよく行くお店で夕食となりました。
 まずは、博多駅前の交通センターから、西鉄バスに乗り込みました。
西鉄バスには、スロープバスというのがあり、それに乗り込みました。

M.S君もこのスロープバスには、ちょっと驚いていました。
 天神南で降りて、今度は、地下鉄に乗ります。
 今度は、地下鉄七隈線に乗車です。
 この地下鉄は、今年の2月に開業したと言う、新しい地下鉄です。
 この七隈線は、リニアモーターカーの地下鉄で、真ん中に磁石がついております。
 しばらくすると、列車が到着しました。
外観もすごくカッコイイ感じです。 
 車内に入って、まず驚くのは、後部に車掌室や運転台がない・・・ということです。

ご覧のように、座席になっており、カップルが座っていましたが、この座席配置、まさにカップルシートですね。
 この七隈線の地下鉄、リニアのためか、揺れがなく、加減速が恐ろしく鋭かったです。

わたくしたちは、2駅乗って、薬院(やくいん)駅で下車しました。
 薬院からは、西鉄電車に乗ることにしました。

このように、少しでも色々な車両に乗れるわけで、車椅子のM.S君も、苦は感じずに、いろいろな車両に乗車できるので、楽しんでいました。
 西鉄の普通電車に乗って、大橋(おおはし)駅に到着しました。ここで、下車して、ひろさんの馴染みの店へ行きました。

福岡の電車に、少しずつ触れ、充実した鉄道の旅でした。
 馴染みの鉄板焼き屋で、楽しいひと時を過ごしました。

詳しくは、「うまいもの図鑑」をどうぞ・・・


 そして、この日も、1日目と同じカプセルホテルだったのですが、入った瞬間に店員から、車椅子の方はちょっと・・・と言われ断られました。
しかし、すでに料金を払っているから・・・と伝えると、態度が急に変わってカギをすばやく持ってきてくれ、あっさりと入ることが出来ました。
 車椅子であろうと強引に泊まる事が、わたくしたちのプログラムなわけで・・・

(2日目終了・・・)




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